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2022.09.16

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正直であるということ

正直であるということはとても大切だと思う。
何をするにしても。企業経営にしても
税金を滞納したり地代を払わなかったり
それには色々理由もそうせざるを得ない状況もあるとは思います。
それならそれで何か誠意ある対応を見せるとか、
これだけは外してはいけないと言うことがやっぱりあると思う。
信用に関わる事は一度失うと取り返せないし
ひとつづつ積み上げていくものなのでこれだけは
無理をしてでも守っていくべきだと思う。
御幸荘花結びを創業してから来年で56年.。
その50年足らずの歴史の中で
唯一誇れることは銀行借り入れの返済利払いを含め
支払いを滞らせた事が一度もないという事だ。
うっかり忘れや請求の行き違いで少し遅れたことはあっても。
これは父から伝授された数少ない経営の仕方の中で
大事に守っている事だと思う。
これが簡単そうで実は相当難しいことは
企業の財務担当者や社長さんならみんなわかることだと思う。
やはり商いは正直にいかないといけない。
信用を失う行為のまた何十倍もの労力をかけて
信用を回復しなければならない。
信用を失って一万円稼いだとすれば
回復には100万円相当の労力がかかるもの
だから回復不能なくらい信用を失った人は去るしかなく
まだ戻せるなら一刻もはやく心を入れ替えて正直になるべきです。
ということを肝に銘じておきましょう。