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2023.11.09

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当たり前の事ですが

宿泊施設というのは

お客様がいなければ、その日の売上はゼロです。

売上がゼロの日でも

毎日コストがかかります。

固定資産税とか、償却とか、電気の基本料金とか




お客様がゼロで閉めているときせいぜいかからないのは人件費と、食材の仕入れぐらいで

約半分の経費はお客様がいてもいなくてもかかるのです。




なので少しでも多くの日程にお客様に来ていただく努力と体制が必要です。

365日お客様がおられたらベストですね。

そうしたら、それぞれのセクションにきっちりとスタッフを配置していけます。

でもアイドルがあると、そこがある分お客様がおられるときに無理をしなくてはならない訳です。




どうせ経費がかかるのだから・・とたとえ10円でも売上をしなければ・・というのも間違いです。自分が一日動けばいくらという概念が欠落しています。

100円の売上を立てるのに、1000円のコストを使うくらいなら、営業に出た方がよっぽどマシです。




もう一つ、仕事量は売上から逆算されるモノです。

しなければならない事から、仕事量が積算されるモノではありません。




売上から逆算してどうにもならない日が多ければ、その日はマイナスになるわけで、

その日のマイナスになった経費は、お客様がおられる日に取り戻さなくてはなりません。




お客様よりスタッフの方が多いというような宿泊施設は1泊4万円くらいからのお宿さんで、それ以下の宿泊施設ではありえません。




お客様がおられる日の経費構成比を計算して、

お客様のおられない日の経費の概念がすっ飛んでると、コレでいけると思ってしまいがちです。




スタッフの数はお客様の数によって変わらなければなりません。

例えば10人までなら1人とか、30人で2人とか

100人いようが、10人だろうが同じスタッフでやるというような事はやってはいけません。

そこで他のセクションにまわればいいのです。

何人以下なら社員だけでやる。というようなルール作りも必要です。